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うろほろぞ
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冗談






夜の波浪が静かに打ち寄せる浜辺に、その館は鎮座している。
昼の喧噪はどこへやら、ひっそりと佇むそこには、潮の香る海の猛者たちが暫しの休息とばかりに体を休めていた。
そんな水軍館の一角に、今なお薄明かりが灯っている。月明かりとはまた別に、炎が緩くちろちろと揺れる。





年若い水夫らが雑魚寝するその部屋には、太い蝋燭が立てられ、男たちが取り囲むように車座になって座っていた。
一様に興奮した顔を向ける先には、年長の義丸がいる。秀麗な面差しに薄い笑みを浮かべ語るは、猥談。
昼間出会った廓の女たち。
遊女、芸娼。
襞が、肉芽が、花びらがと、次々と紡ぎ出される薄い唇に、ごくりと唾を飲み込んだのは誰だったか。
頬を赤く染め、乾いた唇を一舐めしたのは誰だったか。
蝋燭の下でなお赤い髪を掻き上げる。
殊更声をひそめ、コトの内容に差し掛かろうとした時。
義丸の頭に硬い枕が投げつけられた。
「アペケシオカナー!!」
突如入った邪魔に、幾つかの溜息が重なった。
「……なんだよ、網問」
お子さまは寝てろよ、と茶化す義丸を、網問は睨み付ける。
「寝れないよ!!」
赤い顔で憤然と怒鳴る。「五月蝿くて寝れない!!」
「寝てるヤツ、いるぞ」
間切が顎をしゃくるその先には、喧噪の中寝こける東南風の姿がある。
「東南風は特別なの!一旦寝たら起きないんだから!!」
確かに、一度「う」だか「む」だか分からない唸り声をあげたものの、一向に目を覚ます気配はない。
目を潤ませながら地団駄を踏む網問に、周囲から笑いが漏れる。
「他の部屋に行きゃあいいじゃねぇか」
意地悪そうに、義丸が唇を持ち上げる。
「オレの部屋はここなの!義兄の部屋はここじゃないだろ!!」
体の横で握った拳を振るわせながら、網問が大声を出す。
確かに義丸の部屋は別であるが、そもそもが陸にいるときに、館に寝泊まりするような男ではない。
水軍の厳しい掟をかいくぐり、今日はこっち明日はあっちと紅と白粉の香を振りまきながら泊まり歩くのが常なのだ。
今日は珍しく館にいる。
理由はと言えば、その赤髪に隠れた頬に紅葉跡を見たという水夫の証言から、大体の見当はつく。
周囲では、今夜はお開きと悟ったのか水夫たちが布団に潜り始めた。
「ったく五月蝿ぇなー」
癖の強い髪を掻き上げる義丸の口調に、反省の色は全く見られない。
「……んーっも、いいよっ!!」
捨て台詞を吐き、網問が部屋を出ていく。どすどすと、足音が廊下を遠ざかる。
「ありゃ」
ホントに出ていきやがった、と義丸が呟く。
「ガキだな」
真顔で言い放った重に、「お前もだろ」と隣から的確なツッコミが入る。
舳丸に突っかかる重を横目にしつつ、間切が義丸に顔を寄せた。
「いいんスか、兄貴」
「何がだ?」
皿の底に残った肴を口に入れながら、義丸が応じる。
「アイツ、網問の奴、最近チクる事覚えたんスよ」
はぁ?と顔をしかめる。
「チクるって、誰に」
「もう、遅いみたいッス」
間切が、入り口に目を向ける。つられて振り向いた義丸の耳にも、明らかに一人でない足音が聞こえる。
「おいおいおい。誰だよ」
「……機嫌、悪かったッスよ。陸酔いが酷くて、酒呑めなかったみたいッスから」
ご愁傷様です、と真面目に言い放つと、間切は布団を端に寄せそそくさと潜り込んだ。
同時に、障子が乱暴に開けられた。
そちらを向かなくてもひしひしと伝わってくる不機嫌オーラに、
舳丸に覆い被さってじゃれていた重が恐る恐る振り向く。
「げ」
その場に居合わせた全員を代表し、端的にだが的確に感想を漏らした。
途端に、独眼に射竦められる。
「…か、蜉蝣兄ぃ……?」
薄笑いを顔に貼り付け、義丸が声をかけた。
眉間に皺を寄せ、こめかみを引きつらせた蜉蝣は、どうみても機嫌が悪かった。
への字に曲げられた口元が小刻みに震えている。
握られた両の拳は青筋が浮き出、ぎり、と今にも音がしそうである。
彼の後ろからは網問が顔を出し、にやりと笑う。
「………五月蝿ぇんだよ」
蜉蝣がぼそり、と呟く。
射竦められたまま固まっていた重を、航と舳丸がそっと壁際に引きずった。
「……たまにしかねぇ休みなのによぉ、気持ち悪ぃわ酒は飲めねぇわ、さっさと寝ちまおうとすりゃあ寝れねぇわ、
ようやく寝れそうになった途端に大声で目が覚めて、喧しい足音が聞こえたと思ったら網問が入ってきて、
きゃんきゃん喚く。吐き気はするし、頭は痛ぇ。はっきり言って、俺は今すこぶる機嫌が悪いんだ………
………吐くぞこらあ!!!!」
「うわっ!!兄貴!それだけは勘弁!!」
義丸が頭を抱える。
陸酔いと興奮で、蜉蝣の顔色は酷いものになっている。ゆらり、と義丸に近づく。
「……誰が、原因なんだ?」
「義兄ぃ!義兄ぃ!!」
蜉蝣の後ろから、網問が指をさす。
「喚くなっ!!頭に響く!!!」
途端に怒鳴られ、「ひゃっ」と悲鳴をあげた網問が壁際に避難する。
自分の声が響いたのか、頭を抱えた蜉蝣が指の間からぎろりと義丸を睨み付けた。
「や、やだなぁ兄貴……冗談ですってば」
ひく、と顔を引きつらせながら義丸が後じさる。とん、と背中が壁に当たった。
「………冗談、だと?」
蜉蝣が血走った片目を向けた。
「冗談じゃねぇっ!!!!!」



ばきっ!!!!!



頭のど真ん中、その赤髪の頂点に拳がめり込んだ。
「うぐぇ」
蛙が潰れたような悲惨な呻き声を漏らしたのは、予想に反して蜉蝣本人だった。
両手で口元を覆うと、じりじりと後じさる。
真っ青な顔から脂汗が滴り落ちた。
凄まじい形相のまま部屋を出ると、途端に「おうぇぇぇぇぇ」と世にも恐ろしい声が聞こえた。
「相討ち」
ぼそ、と間切が呟く。
「って言うのか?」
舳丸が冷静にツッコんでいる横で、義丸はというと頭を抱えてうずくまっていた。
日夜鍛え上げられているその拳で、その腕の限りで殴られた衝撃により、視界が定まらず、
足が立たない状態である。
「大丈夫ですか」
「………てぇ」
航の問いかけに、微かに義丸が応えた。
「痛ぇ」とも「酷ぇ」とも取れる呟きに、笑い声が返った。
「疾風兄ぃ」
「災難だったな、ヨシ」
廊下から顔を覗かせたのは疾風である。
台詞とは裏腹に、その視線は明らかに楽しんでいる。
にやにやと部屋を見回すと、網問に視線を向けた。
「網問」
と呼ぶ。
「はい?」
「片づけとけよ、廊下のドバァー」
「え?えええええーーー!!!」
途端にあがる不満の声に、苦笑する。
「お前も関わってんだろ?そのぐらいしろ」
「………ちぇー。……………ミヨー」
着物を網問に握られ、舳丸は溜息を吐いた。
諦めたようにはいはい、と頷く。
「………分かったよ。後で手伝ってやるから」
「ホント甘いよなーミヨ」
口を尖らせる重のわきを、疾風がすり抜ける。
寝間着の裾を豪快に開き、座り込んだ。
「口が滑ったな、ヨシ」
「え?」
義丸が充血した瞳を上げる。
疾風が、ざり、と髭を撫でた。
「アイツな、冗談が大ッ嫌ぇなんだ」
「蜉蝣兄ぃが、ですか?」
航が尋ねる。
それに無言で頷くと、疾風は口を開いた。
「俺も前に怒鳴られた。『そういう冗談は二度と聞きたくねぇ』ってな」
「何言ったんスか?」
いつの間にか、間切がにじり寄って来る。
考え込むように黙った疾風に、視線が集まる。



「アイツに、告白した時だ」



一瞬にして、部屋が沈黙に満ちた。東南風の寝息だけがやけに大きく聞こえた。
「こ………」
思いも寄らぬ言葉に、さすがの義丸も口を開いたまま絶句する。
「告白って、あの、告白っスよね」
意外にも、一番先に言葉を発したのは間切だった。
「あの、ってどの告白だよ」
疾風が顎を撫で苦笑する。
「『好きだ』とか、『愛してる』とか」
真顔で疾風に応じる彼の横で、重が「うげ」と声を漏らす。
「…んな事言うわけねぇだろ」
疾風はにやりと笑う。周囲から、ほ、と溜息が零れた。




「『抱かせろ』っつっただけだ」




「だ……抱かせ…」
疾風に集まった瞳が、一斉に見開かれた。
「……想像出来ない」
ぼそ、と間切が呟く。
途端に双方向から「想像させんなっ!!」と噛みつかれる。
おそらく全員の頭の中にはモザイクをかけずにはいられないモノが溢れかえっていることだろう。
「想像出来ない?じゃあ俺が抱かれるのかもしれん」
「「「そういう問題じゃありませんっ!!!」」」
とうとう涙目で頭を抱えた重を、舳丸が連れ出す。
「俺たちあっちで寝ますんで」
舳丸が網問を手招きする。
当然一緒に行くと思ったが、網問はきょとんと目をしばたいた。
「オレここにいるよ」
楽しーもん、と笑う網問は意外や意外、頭の中のモザイクにまったく動じていないようだ。
うむうむ、と頷いた間切が、頭を撫でる。
「ね、疾風兄ぃ」
目を輝かせつつ、網問が口を開いた。
「なんだ?」
「蜉蝣兄ぃは、疾風兄ぃが嫌いなの?」
思わぬ質問に、顎を撫でている手が止まる。
「……んな事ぁねぇと思うけどよ」
「じゃあ、何でフラれたの?」
「……あいつは冗談が嫌ぇで、俺が『抱かせろ』っつったのも冗談だと思って、だからか?
いやそもそも俺がそういうことを言う事自体があいつにとっては冗談みてぇなもんで……」
「じゃあ、じゃあさ!」
網問がしかめ面をする。
「疾風兄ぃは冗談で言ったの!?」
「俺は……」
疾風は虚空を睨んだ。
「本気だ」
に、と網問が笑った。
「じゃあ、そう言えばいいんだよ!!」
しん、とする部屋の中で、疾風は瞬きをゆっくり三回した。
「……それもそうか」
何度か頷くと、すっくと立ち上がる。
思案するような表情のまま、部屋を出ていく。
「行ってらっしゃーい!!」
嬉しげにぶんぶん手を振る網問の後ろで、すっかり固まっていた航らが顔を見合わせた。
「そんな単純なことだったのか?」
「なかなかやるな、網問」
「………面白くなってきたな」
三者三様な感想を聞き、舳丸は足元を見た。
話の内容が処理できる限度を超えたのか、頭の中がすっかりパンクした重がぐったりと潰れている。
溜息を吐いた。
「……なんだかなー」
一番まともと言える意見を呟いたものの、賛同のかわりに聞こえたのは、東南風の
「ぶふ」
といううなり声だけであった。




冗談(裏)






「蜉蝣」
入るぞ、という声と共に障子が開けられる。
蜉蝣は、げんなりとした顔を向けた。
ひどい陸酔いに悩まされている彼は、だが先程吐いたことで少し楽になったのか、意外と良い顔色をしていた。
「何の用だ」
ゆっくりと床から身体を起こすと、蜉蝣は髪の毛を掻き上げた。
顔に似合わないさらりとした髪が、指の隙間から零れた。
「疾風」
何も言わない相棒を、蜉蝣は独眼で見つめる。
首を傾げたと同時に頭痛がしたのか、一瞬眉をひそめた。
「……なあ、蜉」
酒の席でしか口にしない呼び名を呟き、疾風が蜉蝣の前に膝をついた。
いつも髭の下に貼り付けている、にやりとした笑みが消えている。
間近で見るその顔に、どうした、と問いかけた蜉蝣の台詞が途切れた。
唇に触れる温かい感覚と、何よりも目の前にある良く焼けた肌が、混乱した頭に飛び込んできた。
それは髭と髭が触れる程度の軽い接吻だった。





「抱かせてくれ、蜉」
目を見開いたまま固まった蜉蝣に、疾風が口を開いた。
乾ききった舌で唇を一舐めすると、塩辛い味がする。
「お前を、抱かせ…」
「それ以上言うな!!!」
疾風の台詞を遮り、蜉蝣が怒鳴った。
胸ぐらを掴むと、壁に叩きつける。
「そういう冗談は……!」
「冗談じゃねぇ!!」
噛みつくように怒鳴ると、蜉蝣がたじろいだ。
力が弱まった一瞬の隙に、疾風は逆に蜉蝣を壁に押しつけた。
「俺は……」
目の前を睨め付ける。
ぎり、と蜉蝣の肩を握りしめた。
息を吸った。



「本気だ」



蜉蝣の顔が、見られなかった。
はは、と乾いた笑いを漏らすと、疾風は蜉蝣から手を離した。
腰が抜けたように、ずる、と座り込む。
「言っちまった」
自嘲の笑みが零れる。
何かしゃべっていなければ潰されてしまうような沈黙に囲まれる。
「悪かった」
静寂を破る声に、疾風が顔をあげた。
蜉蝣が、少し照れたように頬を掻いている。
「冗談とか言って、悪かった」
「お…おう。分かればいいんだ…」
「本気なら、俺も本気で考えるべきか」
「あ…ああ。そうしてくれると助かる…」
頭の中に、網問の脳天気な笑いが浮かんだ。
何だよ、何なんだよ。
「別に、お前の事は嫌いじゃねぇ」
「そ…そうか。それは、良かった…」
網問の笑みが一段と大きくなった気がした。
「て事は好きなのか」
「そ…そうなんじゃねぇの」
おい、ちょっと待て。
「好きなら別に、接吻くらいするか」
本当に
「一緒に寝ても構わねぇよな」
こんなに、簡単に。
「けどよ。抱かれるってのは頂けねぇ」
「………は」
頭の中を占領していた網問の笑みが、ぱちんと弾けた。


「俺が抱けばいいんじゃねぇか」


耳に入ってきた蜉蝣の言葉を、理解するのにずいぶんと時間がかかったような気がした。
「俺が………だ、抱、抱かれ……!!!?」
酸欠の魚のように、口を開け閉めする疾風に、蜉蝣がずいと近寄る。
首を抱くと、そのまま唇を押しつけた。
「……っん……!!」
疾風の視界がぐるっと回った。天井が目に入り、自分が床に寝ころんでいると分かる。
否、押し倒されたと。
「…蜉っ……」
抗議の声は、蜉蝣の唇で塞がれた。
唇が擦れ合う。
髭を食(は)むようにくわえられる。弄ぶように何度か引っ張られた後、ぺろりと舐められた。
髭を、頬を、顎を、そして唇を。
「舌、出せ」
は、と疑問符の浮かんだ疾風に、蜉蝣は舌を突き出す。
「こうしろ」
つられて舌を出すと、蜉蝣が顔を重ねた。
舌と舌がふれあう。身体に電気が走った。
蜉蝣に舌を吸われ、疾風は堅く目を閉じた。
次第に荒くなる呼吸に、蜉蝣の熱い息が混じる。
首筋に吐息を感じ、疾風は蜉蝣の頭を抱えた。
首筋を、蜉蝣の唇が撫でる。
愛おしむように何度か上下すると、熱い舌が這う。
「………ん…ふ」
疾風の口から、絞り出すような声が漏れる。
蜉蝣は、首筋に口付けたまま、手を這わせた。
寝間着の帯を引っ張ると、それは頼りなく解ける。
隆々とした腹筋に指を沿わせると、波打つように反応する。
下帯に手をかけると、慌てたように疾風が抵抗した。
「ちょ…と待て……っ」
「待たん」
ちゅ、と音をたてて首を吸い上げる。疾風の手が力を失う。
蜉蝣は下帯の隙間から、手を差し入れた。
身体の、下へと。
「…か・蜉っ!」
同時に、足の間に腰を割り込ませる。
浮いた尻の方へ、指を一本潜り込ませた。
「やめ…そこは無理だぁっ!!」
疾風が抗議するその場所を探り当てる。
堅く閉じたその場所に、指をあてがう。
「無理だっ!!」
撫でさするような動きに、疾風が呻く。
周囲を優しく揉みほぐす。
「……気持ち悪ぃ…!」
刺激を受け、その場所が律動し始める。
蜉蝣の指を、飲み込もうとするかのような動き。
生理的なその動きに合わせ、蜉蝣が指を挿し進めた。
つ、と先端が潜る。
「うあ……っ」
異物感に、疾風が仰け反る。
だが、一旦侵入を許すと、奥へ奥へと誘導するかのような顫動が指を誘う。
「も……やめろっ!」
疾風が息を吐いた瞬間、蜉蝣の動きがピタ、と止まった。
首筋から、顔が離れる。
「……蜉…?」
「………すまん」
呻くようにそういうと、指を引き抜き猛然と廊下へ走り出した。
「おうえぇぇぇぇぇぇ」
聞き慣れたその声に、疾風が顔を引きつらせた。

「陸酔い、かよ」





ふらふらと部屋に戻って来るなり、蜉蝣は布団に倒れ込んだ。相変わらず青い顔をしている。
「蜉」
「…………すまん」
「いつものこった」
「…………情けねぇ」
布団に顔を埋めた蜉蝣の頭を、疾風がぽん、と叩く。
「ホント、情けねぇな」
「…………畜生」
心底悔しそうな蜉蝣の声に、疾風は笑いを噛み殺した。
ほっとしてはいるが、少しだけ残念な気もする。
「仕方ねぇな」
蜉蝣の隣に寝ころぶ。
耳元に顔を寄せた。
「再戦は、舟の上だな」
蜉蝣が、隈の浮かんだ目を向けた。
「………いいのか」
にやり、と疾風が笑う。
「ただし、俺が上でな」
「……どうかな」
ふん、と笑う蜉蝣の横で、疾風は目を瞑った。
甲板で嗅ぐ潮の匂いと、同じ香りに包まれながら。





           塩辛い、唇に口付けられて。













     <了>







いいわけ(とゆーかなんとゆーかfor柚月サマ)

……お腹いっぱい。

どどど・どうでしょう……(滝汗)
蜉疾になってますかねー;;;
ごめんなさい蜉蝣ヘタレで。
ヘタレ攻めバンザーイ(え)
そしてリバ有りな終わり方ですみません(汗)
リバ有りバンザーイ(afo)
何やら馬鹿っぽい蜉蝣さんでしたが、蜉蝣さんは馬鹿ではありません(当たり前だっ)
素直なだけなんですvv

初めてのリクエスト小説でした。
本当に遅くなって申し訳ないです…。
これに懲りずに、蜉疾もしくは疾蜉を広めて行きましょうっ!!!ねっ!!!!!(勝手にがしっ)
すいませんすいませんごめんなさい。
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