こたつのある風景
「あ~さむさむ!遥ちゃん、設定上げてぇな!」
「え~?これ以上上げると暑いよ」
「ええから!」
「あぁ!もう、真島のおじさん首まで入って…のぼせるよ?」
「遥、兄さんは変温動物だから。寒いと動けなくなるんだ」
「あ、理科で習ったよ。トカゲとかでしょ?そうか、真島のおじさんトカゲっぽいもんね」
「どっちかと言うと蛇じゃないか?こう、まとわりついて離れない所とか…」
「おーい…本人がいること忘れんといてや」
「無断で家に入り込む蛇が何か言ってるな。…遥、みかん食うか?」
「うん!私小粒のがいい~」
「ほら、これなんか甘いんじゃないか?」
「ありがとう。ふふ、甘くておいしい~vv」
「桐生ちゃん、ワシもちょうだい」
「どうぞ」
「………すっぱ!桐生ちゃんわざと酸っぱいの選らんどるやろ?」
「ほら遥、小さい袋があったぞ」
「いるいる!可愛いから好きなんだ」
「二人して無視かい!」
だって、二人きりでのこたつで団らんを邪魔するから。
桐生と遥はこたつの中の真島を蹴りつけた。
「あ~さむさむ!遥ちゃん、設定上げてぇな!」
「え~?これ以上上げると暑いよ」
「ええから!」
「あぁ!もう、真島のおじさん首まで入って…のぼせるよ?」
「遥、兄さんは変温動物だから。寒いと動けなくなるんだ」
「あ、理科で習ったよ。トカゲとかでしょ?そうか、真島のおじさんトカゲっぽいもんね」
「どっちかと言うと蛇じゃないか?こう、まとわりついて離れない所とか…」
「おーい…本人がいること忘れんといてや」
「無断で家に入り込む蛇が何か言ってるな。…遥、みかん食うか?」
「うん!私小粒のがいい~」
「ほら、これなんか甘いんじゃないか?」
「ありがとう。ふふ、甘くておいしい~vv」
「桐生ちゃん、ワシもちょうだい」
「どうぞ」
「………すっぱ!桐生ちゃんわざと酸っぱいの選らんどるやろ?」
「ほら遥、小さい袋があったぞ」
「いるいる!可愛いから好きなんだ」
「二人して無視かい!」
だって、二人きりでのこたつで団らんを邪魔するから。
桐生と遥はこたつの中の真島を蹴りつけた。
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