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「以上が貴様が偵察すべき重要人物だ」

とある研究施設のとある(いかにも怪しげな)部屋に男が一人…いや、正確には二人。

「ワシの手にかかればこの程度の事、楽勝だ」

椅子(充電器?)に偉そうにふん反り返る男…カイのデータを元に作られた人型兵器。

「このミッションは可能な限り隠密に頼むぞ?」

「ワシを誰だと思っている?」

「心強い返事だ。では頼んだぞ、ロボカイ」



「…面倒臭い…」

さっきまでの忠誠心はどこへやら…

考え無しに行動した結果、行き着いた場所が中国だったりする。

「そういえば、ここには「気」を使う女がいるらしい」

…女だって?

3秒ほどフリーズする。

結論…

「これはワシがしっかりみっちり偵察しなければ」

というわけで早速女の元へ…



「ほわっちゃー!!」

威勢の良い掛け声が聞こえる。

片やキック3連撃をまともにもらい、致命傷(というか死にかけ)の紙袋頭。

確か奴は、近ごろ身体能力がギアを超えたという説があったはず…(自分の頭投げる位だし…)

「あ~…医者がぼろ切れに…投げ青キャン始動の溜め付き攻撃って痛いんだよね~」

呑気に酢豚を食らうバンダナの男…確かアクセルとか言ったな…がぼやく。

「おっ?団長さん…じゃね~な…誰だい?お前さん?」

まずい…隠密行動なのに…早速姿がバレてしまった…。

ここは上手く誤魔化すしかない。

「ワタシハひす×、ニセモノデハアリマセン」

「…いいよな~翡×…というかメイドさん…。次回作の新キャラで入ってこないかな~」

…なんかベクトルの違う話になったが誤魔化せた。

というか次回作って何のことだ…?

「これはアクセルさん…と…そこにいるのは誰ですか?見たところ、私と同じ格好をしていますが?」

…最高のタイミングで一番会いたくない奴に…

「もしや…」

こんなところで正体がバれるとは…

「貴方もアルベイン流奥義の使い手!?」

「そっちかよ!」

思わず突っ込んでしまった。

「…で、団長さんは何のためにこんな所に?」

「ジャパニーズのコロニーへ出向こうと思いまして…」

「あ~そうか!もうすぐ夏コミだね~!さすが団長さん、やる事が違う!」

…今のは褒め言葉なのか…?…ていうかまだ存在するのか?コミケって…。

「ねえ…貴方達…ザトーを見なかった?」

金髪萌え娘到来。

「こ…これは…ワシの好み…」

「ザトー…?見掛けないな~。それより俺とお茶しない~?」

「そこの馬鹿二人は放って置いて…団長さんなら知ってるんじゃない?」

なぜか、戦闘のときにしか見せない様な真剣な顔のカイ…そして…

「ヴァルキリー!僕にグングニルを貸して下さい!」

唐突に訳の分からない事を言う団長…

「これは貴様の様な愚かな人間に使える代物ではない!」

その訳の分からない事になぜか応対しているミリア。

「しかし…グングニルが無ければ…ダ○スの勢力に勝ることは出来ません!」

誰だよ…ダ○スって…

「旅人は…時に詩人になるものさ…」

ハーモニカを吹きながらやってくる黒い影。

言ってることはキ×なのに行動はスナフ○ン…?

「ザトー様ぁ!」

さらにどこからともなく沸いて出た陰湿男。

「あっ…ホモだ」

「今度ボーイズラヴの同人誌でも書いてみましょうかね」

「悪いねムーミン…僕はそんな趣味は無いのさ」

「邪魔をしないで…私がザトーを殺すのだから…」

思い思いのネタを吐く人達…すごい言われ様だ…

「フッ…どうせ私は攻略本にも「才能が開花せず」なんて書かれるような役立たずさ…畜生」

いじけてるし…

というか…攻略本…?

「だが…ザトー様を愚弄するなぁ!」

誰もしてないから…。

いきり立つヴェノムの前に立ちはだかるミリア。

「貴方…邪魔よ…殺しちゃおうかしら…?」

ぴたりと動かなくなる(というか金縛り状態)ヴェノム。

「なんか…ミリアさんの目紅くありませんでした?」

焦るアクセル。

「…魔眼だと!?…く…なぜ白き姫が…」

同じく焦るカイ。

…というか誰だよ…白き姫って…

「やっと会えたわね…ネ×・カオス」

とりあえず訳の分からない事を言うミリア。

「会う日をずっと待ち焦がれていた…愛しのヴァルキリーよ…」

眼鏡とローブと狂気が似合いそうな台詞。

「うっわ~…ぎりぎりのネタ…分かる人少ないんじゃないの?」

アクセルがまた訳の分からない事を言う…ていうかさっきまでのザトーのキャラはどこに …?

「あ…超ドリルハメが入った」

「ミリアさんの装甲だとあのまま逝けますね…」

確かにダムドファングとドリル設置が決まっている。

あとは殴ってシャドウギャラリーを決めればミリアさんは終了な訳だ。

「ぐ…ザトー…」

息も絶え絶えのミリア。

「トドメだ…空破斬!!」

…殴ってシャドウギャラリーじゃないの…?

「ア×ベル!?」

「いえ…子安さんなので今のは×ィアスです!!」

ひどく焦る二人。子安さんって誰…?

…というか同じ空破斬大差無いだろ…それ以前にネタが古い…。

「ミストファイナーっ!」

一瞬の閃光、崩れるザトーの影。

「私は…魔物を狩る者だから…」

…そりゃ確かに性能は似てますよ(舞=ジョニー+エディな訳だし…えっ?何のことか分からない?そんな貴方にはEFZを推奨)

だからってその台詞はまずいだろ…?

「ちょっと、ジョニー!今日は迷子の3歳児を探しに来ただけでしょう?」

迷子の3歳児…AVのタイトルじゃあるまいし…。

「線が…見えるんだ…僕はただ…その線をなぞっただけ…眼鏡をしてないと…世界が今にも崩れてしまいそうで…」

「はいはい…もういいから」

「お待ちなさい」

呼び止めるカイ。

「おっと…もうお前さんは公務の者じゃないだろう?」

真剣なまなざしのカイ…そして…

「私と共に、冬コミに向けて同人誌を書きませんか」

「その話、載ったぜ?」

…即答かよ…

「ちょっ…ちょっとジョニー!」

「ん~…お前と俺のネタいってみるか?」

ジョニーとメイ…絶対的に18禁同人誌じゃん…

「も~ジョニーってば~(ぽっ)」

「ザトーなんかは結構鬼畜係に使えますね」

あっ…いまザトー様が愚弄された…って顔の金縛り男。

和気藹々に去っていく人達。

取り残されたロボカイとアクセルと陰湿男と死者二人。

「何だったんだろうな…?」

何か、やたらとネタが炸裂していた様な…

「は~…俺もう帰るわ…」



「…はたしてこのデータは有力なのか…?」

夕日で朱く染まる砂漠…じゃなくて中華飯店前。

ただ慌ただしい時間が過ぎただけの一日。

ジャムの低空ダッシュ牽制で固められているソル(いつの間にか対戦相手が変わっていた)

「…むなしい…今日の偵察はやめよう…」

…色の濃すぎる面子のそろうこの世界。

はたして、ロボカイは無事に偵察を済ませることは出来るのか?

次回に続く

「…わけがない!」
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