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闇慈・チップ・メイの3人はのほほんとみかんを食べながらコタツにあたっていた。
「ねぇ、今日って何日?」
メイの言葉に闇慈が応対し、暦に目をやった。
「今日は5日・・・3月5日だな。」
その言葉を聞いてチップが反応した
「3月5日っていえば、姐さんの誕生日じゃねぇか」
「そういや、そうだな。・・・そうだ!丁度姐さんは修行で滝にうたれに行ってて当分帰って来ねぇから
今のうちに姐さんの誕生日祝いの準備しねぇか?」
「面白そー!!僕賛成」
「俺ものった!!」
「よっしゃ、じゃ、姐さんが帰ってきたら驚かせてやろうぜ!!」
「おーーーーッ!!!」


その頃の姐さん
「へくしゅっ!!・・・チッ誰だ?俺の噂をしてんのは」
遠くでそんな事もあったが、とりあえず準備が始まった




3人は朝早くから準備をし始めた為、日が沈む前には準備が終了した。
あとは梅喧を待つだけだった。
そんな時、戸を開く音と共に梅喧の声が聞えた。
それを聞いた闇慈は玄関へと向かい、メイとチップは待機となった。
足音が止むと同時にふすまが開いた。

「誕生日おめでとー!!」

梅喧は驚いたというよりは何が起きたのか理解しかねているようだった。
そんな梅喧の前に紙吹雪が舞った。
それはメイとチップが撒いているもので、それを見た梅喧は自分の誕生日を祝ってくれていることに気づいた。
「誕生日を祝うなんざ、何年ぶりだ?ま、なんにしろ、祝いの席にはかわりねぇ。・・・アレはあんだろうなぁ?」
梅喧が闇慈に尋ねると、闇慈はもちろんといった表情で『鬼殺し』と書かれた一升瓶を見せた。
梅喧は上機嫌でそれを受け取った。

「そいじゃあ姐さんの誕生日を祝って・・・

「乾ぱーーい!!」

掛け声と共に各々の行動に移った。
梅喧と闇慈は酒を酌み交わしていた・・・というよりは闇慈が梅喧のお酌をしていたというほうが正しい状態だった。
チップとメイの方はというと、チップがメイの狙っていたマグロをとったことが発端で、ネタ取り合戦が開始されていた。
そんな2人を見て梅喧は笑っていた。


しかし、その笑いも長くは続かなかった。
それは闇慈が何度目かのお酌をしているときだった。
突然梅喧が闇慈にも酒を飲めと言ってきた。
闇慈は自分は酒が強くないからといって、梅喧の勧めを断った。
しかし梅喧は自分の勧めを断られたのが気に入らなかったようだ。
「俺の酒が飲めねぇっていうのか!!」
闇慈は、そういう訳ではないと弁解したが、梅喧は闇慈のはっきりしない態度に苛立ち酒を無理矢理飲ませた。
闇慈はいきなり度の強い酒を飲まされた為、一発でのびてしまった。
梅喧は闇慈がのびてしまったので、次にメイとチップに酒を勧めた。
だが2人はまだ酒が飲める年ではない為、勧めを断ったが、梅喧はそんなことでは許してはくれなかった。
「てめぇらも俺の酒が飲めねぇてのか!?」
このままだと闇慈の二の舞を演じるのがオチだと分かりきっていた2人は、少しだけでも飲んでおくことにした。
しかし、2人が出された酒を飲みきらないことが気に触れた様で、闇慈のように無理矢理飲まされてしまった。


チップは闇慈同様で酔い潰れてしまった。
一方メイはというと、酔いつぶれるどころか梅喧にもう1杯欲しいといってきた。
梅喧はそれを見てメイをひどく気に入ったらしく、2人で飲み明かすことにした。





後日、メイはひどい二日酔いでダウンた。
梅喧はというと、特に異常もなく朝から酒を飲んでいた。


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