樊瑞「BF団にも用心棒がいてね。
尤もより優雅にエージェントと呼んでいるがね。」
イワン「お呼びですか?」
樊瑞「イワン、この日本人に協力してあげなさい。下がってよし。」
イワン「はい。」
大塚「閣下、今一つ!
奴が、ルパンめがバベルの塔を狙う理由をお教えください。」
樊瑞「さぁ?それを調べるのも君の仕事じゃないのかねぇ~?」
樊瑞「可愛い顔をしてもう男を引き込んだか?十傑集の血は争えんな。
ふふふ・・・我が妻にふさわしい。」
サニー「人外!・・・あなた、人間じゃないわ!!」
樊瑞「そうとも、俺の手は血まみれだ。が、おまえもそうさ。
我ら十傑集は代々ビッグ・ファイアの影として謀略と暗殺を司り、
世界を支配してきたのだ。」
サニー「離して!汚らわしい!!」
樊瑞「それを知らんとは言わさんぞ!お前もBF団の人間だ。
その体には俺と同じ十傑集の血が流れている。」
大塚署長「何だここは?」
ん~百円玉ではないか!なんと、これが全部そうか!」
ルパン「こりゃ良~く出来てるぜ~とっつぁん見ろよ!」
大塚署長「ん~アメリカの1ドル銀貨!」
ルパン「ドル、ポンド、フラン、ルーブル、ルピー、ペソ、リラ、
ウォン、うっほ~新500円玉まであるぜ~世界中あら~な。」
大塚署長「に、偽銭作り~!ルパン!これがバベルの塔の秘密か?」
樊瑞「うへへへ・・・。
どーこーまーで行ーくーのーかーなー、サーニー?(ジュル)」
(プチッ)
樊瑞「ウワ、ワーッ!」
(ゴーンゴーンゴーン)
///////////////
(ハンガーに鎮座するジャイアント・ロボ)
中条長官「順調か?」
整備員「ハッ。上体の儀装は、ほぼ完了しました。」
中条長官「・・・全く、見れば見る程、可愛いバケモンだぜ、おめえは!
貧乏警官の俺ですら、久しく錆ついていた野心がうずいてくらァ。」
(無表情なロボの顔)
中条長官「ケッ。てめえなんざ、この世の終りまで原子炉の中で眠ってりゃ
よかったんだ!」
呉学人「長官、こんな所においででしたか。」
中条長官「どうした!君ぃ?」
呉学人「韓信元帥閣下の艦隊が武漢上空でBF団の怪ロボットに
襲われ、グレタ・ガルボ一艦を残して全滅しました!」
中条長官「閣下はどうなされた!?」
呉学人「艦は空中で四散したそうです・・・。」
中条長官「うだつの上がらねえノン・キャリアに、やっと巡って来た
幸運か?それとも破滅の罠かな?(ニヤリ)」
中条長官「生きてたよ・・・短けぇ夢だったなぁ・・・。」
********
豹子頭林冲「君々、道路に飛び出しちゃ駄目じゃないか。
危く大事故になるところだ。
街中を 飛び回るなんて、非常識きわまりない!」
サニー「でも、私は魔女です!魔女は飛ぶものです!」
豹子頭林冲「魔女でも交通規則は守らなければいかん。住所と名前は?」
大作「ね、ね、上手くいったろ?泥棒って言ったの、僕なんだぜ。
君、魔女だろ。飛んでる所を見たんだよ。
本当にほうきで飛ぶんだね?
ね、そのほうき、ちょっと見せてくれない?」
鉄牛「いよう、大作ぅ!朝っぱらからナンパかよ?」
大作「エヘヘ・・・。
頼むよ。ちょっとだけ。ね、いいだろ?」
サニー「助けてくれてありがとう。
でも、あなたに助けてって言った覚えはないわ。
それに、きちんと紹介もされてないのに、
女性に声を掛けるなんて失礼よ。ふん!」
策士・孔明「さて、泊るところはお決まりでございますか?」
サニー「・・・。」
策士・孔明「おやぁ、そうなら早く仰ればよろしかったのに。
この塔には空部屋がたくさんございますので、
どうぞご自由にお使い下さい。」
サニー「本当ですか、奥様?」
策士・孔明「うははは・・・。奥様ではございません。
ここらじゃ策士・孔明で通っております。」
サニー「あたし、サニーです。こっちは使い魔のカブ!」
(孔明の背後で七節棍の素振りを披露する直系の怒鬼。
隻眼でジロリとカブを一瞥する。)
(脂汗を流して怯えるカブ)
サニー「はい、BF団です。え、はい、やってます!
カブ、お客よ、お客!
かしこまりました。ご住所を承ります。
はい、はい、青い屋根のお宅ですね。
はあ、ありがとうございます。必ず爆破いたします。」
アルベルト「母さん!!サニーからの手紙だよ!!」
一丈青扈三娘「ええ!?あっ!!」
アルベルト「お父様、お母様、お元気ですか?
私もカブもとても元気です。」
サニー(声)「仕事の方も何とか軌道に乗って、
少し自信がついたみたい。
落ちこむこともあるけれど、私、
この仕事が好きです。」
-------------
ヒッツカラルド「うーむ、今晩はカレーにするか・・・」
サニー「あ、ヒィッツカラルド様、こんばんわ」
ヒッツカラルド「おおサニー、おつかいか?」
サニー「今日は私が我が家の料理当番なんです。」
ヒッツカラルド「ほう、えらいな・・・流石はアルベルトの愛娘。」
サニー「それじゃ、私行きますね・・・」
ヒッツカラルド「ああ・・・」
レッド「・・・(コソコソ)」
ヒッツカラルド「お前も!人のカゴにこっそりおやつを入れるんじゃなくて!」
レッド「え?え?」
--------
(樊瑞、部下を集めて講演中)
樊瑞「であるから、諸君等も我等がビッグファイアの為に
命を捨てる覚悟を忘れてはならん。
家族のあるものは、己が死んだ時の為、後見人を見つけるのもよかろう。」
イワン「樊瑞様、樊瑞様は何ゆえサニー殿の後見人になられたのですか?」
樊瑞「女子小学生とか、好きだから!!!」
一同「(しーん)」
-----------
サニー「今日はお父様と親子水いらずでプールです。楽しみだなぁ。」
アルベルト「はっはっは、サニー。はしゃぎ過ぎて溺れるなよ。」
樊瑞「・・・(ちょこん)」
アルベルト&サニー「!?」
樊瑞「おお、今日は暑いのぅ」
アルベルト「・・・(汗)」
アルベルト「よし、サニー準備体操・・・」
樊瑞「そのまま基地に戻っておじさんと組手をしよう(プールの中では見えにくいからな)」
アルベルト「・・・(汗)」
サニー「・・・?」
樊瑞「あ!しかし濡れている方が・・・しまったどうする!?」
アルベルト「・・・」
樊瑞「む、そうだ!一度水につかってから基地に戻ろう」
アルベルト「違うだろうが!」
サニー「・・・あの、また日を改めてという訳にはいきませんか?」
樊瑞「それで私にどうしろと!?」
サニー「え?」
尤もより優雅にエージェントと呼んでいるがね。」
イワン「お呼びですか?」
樊瑞「イワン、この日本人に協力してあげなさい。下がってよし。」
イワン「はい。」
大塚「閣下、今一つ!
奴が、ルパンめがバベルの塔を狙う理由をお教えください。」
樊瑞「さぁ?それを調べるのも君の仕事じゃないのかねぇ~?」
樊瑞「可愛い顔をしてもう男を引き込んだか?十傑集の血は争えんな。
ふふふ・・・我が妻にふさわしい。」
サニー「人外!・・・あなた、人間じゃないわ!!」
樊瑞「そうとも、俺の手は血まみれだ。が、おまえもそうさ。
我ら十傑集は代々ビッグ・ファイアの影として謀略と暗殺を司り、
世界を支配してきたのだ。」
サニー「離して!汚らわしい!!」
樊瑞「それを知らんとは言わさんぞ!お前もBF団の人間だ。
その体には俺と同じ十傑集の血が流れている。」
大塚署長「何だここは?」
ん~百円玉ではないか!なんと、これが全部そうか!」
ルパン「こりゃ良~く出来てるぜ~とっつぁん見ろよ!」
大塚署長「ん~アメリカの1ドル銀貨!」
ルパン「ドル、ポンド、フラン、ルーブル、ルピー、ペソ、リラ、
ウォン、うっほ~新500円玉まであるぜ~世界中あら~な。」
大塚署長「に、偽銭作り~!ルパン!これがバベルの塔の秘密か?」
樊瑞「うへへへ・・・。
どーこーまーで行ーくーのーかーなー、サーニー?(ジュル)」
(プチッ)
樊瑞「ウワ、ワーッ!」
(ゴーンゴーンゴーン)
///////////////
(ハンガーに鎮座するジャイアント・ロボ)
中条長官「順調か?」
整備員「ハッ。上体の儀装は、ほぼ完了しました。」
中条長官「・・・全く、見れば見る程、可愛いバケモンだぜ、おめえは!
貧乏警官の俺ですら、久しく錆ついていた野心がうずいてくらァ。」
(無表情なロボの顔)
中条長官「ケッ。てめえなんざ、この世の終りまで原子炉の中で眠ってりゃ
よかったんだ!」
呉学人「長官、こんな所においででしたか。」
中条長官「どうした!君ぃ?」
呉学人「韓信元帥閣下の艦隊が武漢上空でBF団の怪ロボットに
襲われ、グレタ・ガルボ一艦を残して全滅しました!」
中条長官「閣下はどうなされた!?」
呉学人「艦は空中で四散したそうです・・・。」
中条長官「うだつの上がらねえノン・キャリアに、やっと巡って来た
幸運か?それとも破滅の罠かな?(ニヤリ)」
中条長官「生きてたよ・・・短けぇ夢だったなぁ・・・。」
********
豹子頭林冲「君々、道路に飛び出しちゃ駄目じゃないか。
危く大事故になるところだ。
街中を 飛び回るなんて、非常識きわまりない!」
サニー「でも、私は魔女です!魔女は飛ぶものです!」
豹子頭林冲「魔女でも交通規則は守らなければいかん。住所と名前は?」
大作「ね、ね、上手くいったろ?泥棒って言ったの、僕なんだぜ。
君、魔女だろ。飛んでる所を見たんだよ。
本当にほうきで飛ぶんだね?
ね、そのほうき、ちょっと見せてくれない?」
鉄牛「いよう、大作ぅ!朝っぱらからナンパかよ?」
大作「エヘヘ・・・。
頼むよ。ちょっとだけ。ね、いいだろ?」
サニー「助けてくれてありがとう。
でも、あなたに助けてって言った覚えはないわ。
それに、きちんと紹介もされてないのに、
女性に声を掛けるなんて失礼よ。ふん!」
策士・孔明「さて、泊るところはお決まりでございますか?」
サニー「・・・。」
策士・孔明「おやぁ、そうなら早く仰ればよろしかったのに。
この塔には空部屋がたくさんございますので、
どうぞご自由にお使い下さい。」
サニー「本当ですか、奥様?」
策士・孔明「うははは・・・。奥様ではございません。
ここらじゃ策士・孔明で通っております。」
サニー「あたし、サニーです。こっちは使い魔のカブ!」
(孔明の背後で七節棍の素振りを披露する直系の怒鬼。
隻眼でジロリとカブを一瞥する。)
(脂汗を流して怯えるカブ)
サニー「はい、BF団です。え、はい、やってます!
カブ、お客よ、お客!
かしこまりました。ご住所を承ります。
はい、はい、青い屋根のお宅ですね。
はあ、ありがとうございます。必ず爆破いたします。」
アルベルト「母さん!!サニーからの手紙だよ!!」
一丈青扈三娘「ええ!?あっ!!」
アルベルト「お父様、お母様、お元気ですか?
私もカブもとても元気です。」
サニー(声)「仕事の方も何とか軌道に乗って、
少し自信がついたみたい。
落ちこむこともあるけれど、私、
この仕事が好きです。」
-------------
ヒッツカラルド「うーむ、今晩はカレーにするか・・・」
サニー「あ、ヒィッツカラルド様、こんばんわ」
ヒッツカラルド「おおサニー、おつかいか?」
サニー「今日は私が我が家の料理当番なんです。」
ヒッツカラルド「ほう、えらいな・・・流石はアルベルトの愛娘。」
サニー「それじゃ、私行きますね・・・」
ヒッツカラルド「ああ・・・」
レッド「・・・(コソコソ)」
ヒッツカラルド「お前も!人のカゴにこっそりおやつを入れるんじゃなくて!」
レッド「え?え?」
--------
(樊瑞、部下を集めて講演中)
樊瑞「であるから、諸君等も我等がビッグファイアの為に
命を捨てる覚悟を忘れてはならん。
家族のあるものは、己が死んだ時の為、後見人を見つけるのもよかろう。」
イワン「樊瑞様、樊瑞様は何ゆえサニー殿の後見人になられたのですか?」
樊瑞「女子小学生とか、好きだから!!!」
一同「(しーん)」
-----------
サニー「今日はお父様と親子水いらずでプールです。楽しみだなぁ。」
アルベルト「はっはっは、サニー。はしゃぎ過ぎて溺れるなよ。」
樊瑞「・・・(ちょこん)」
アルベルト&サニー「!?」
樊瑞「おお、今日は暑いのぅ」
アルベルト「・・・(汗)」
アルベルト「よし、サニー準備体操・・・」
樊瑞「そのまま基地に戻っておじさんと組手をしよう(プールの中では見えにくいからな)」
アルベルト「・・・(汗)」
サニー「・・・?」
樊瑞「あ!しかし濡れている方が・・・しまったどうする!?」
アルベルト「・・・」
樊瑞「む、そうだ!一度水につかってから基地に戻ろう」
アルベルト「違うだろうが!」
サニー「・・・あの、また日を改めてという訳にはいきませんか?」
樊瑞「それで私にどうしろと!?」
サニー「え?」
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