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うろほろぞ
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○レッド編
風邪なんてガキの頃以来だなと、思わず子供の頃の回想が始まってしまい影丸との青春の日々を思い出し、ついでに影丸が自分裏切って国際警察機構に入った事を思い出し、腹が立ってきて怒りくるって布団を破いたらダウンが飛び散って部屋羽だらけ。

○ヒィッツカラルド編
せきをしてもひとり
おかゆを作るのも、得意になりました…

○魔王が風邪
サニーに移してはいけない、と部屋に閉じこもって寝て治す。薬一切飲まず。汗をかくに限る!と昏々と眠り続ける。サニーは看病をこころみるも、樊瑞は移しては元も子もないと拒否。しかしそのサニーの心遣いが嬉しく、思わず枕を涙で濡らしたついでに鼻水もたらす。そのまま寝る。夢の中でサニーにおかゆをアーンしてもらって大感激。アーン、と飲み込もうとした所でサニーがいきなり十常寺に変わってて吹き出す。ご飯粒を顔面で受け止めた十常寺に敬礼!
「どういうことアルネー!」
「幼女がお前に変わっていたら誰でも吹くわ!!!!!」
と一触即発になりかけた所で目が覚める。鼻水ベターリのまま寝たので鼻の下と髭がガビガビして痛い。
「か、替えの下着を…」
汗たらふくかくのでこまめに下着を取り替えます。枕元においてあった濡れタオルで顔を拭いてスッキリして、さて下着を思った所に、スッと替えを差し出す白い手。
「おじさま、どうぞ」
「……ありがとうサニー。うん、サニーをここに入れたのは誰か教えてくれんか?」
「はい、ざん
「よしわかった待っていてくれ」
最後までサニーの言葉を聞かず瞬歩で部屋から飛び出す混世魔王。すぐさま残月の私室まで来るとノックもせずに扉をぶち破る。白昼様は優雅なアフタヌーンティーのお時間でした。頭がフットーしそうだよぉな魔王をみても平然としています。
「残月ぅぅぅぅぅぅ!貴様サニーを何故部屋に入れたぁぁぁ!」
「人の部屋へももひきで来るとは酔狂な奴」
「しかしマントで身体を隠してきたから支障はないぞ!」
「…ここでも隠しておいてくれたら良かったのだが」
ヨーロッパ風で統一してある残月の部屋に物凄い違和感を発する魔王が一人。
そして辛辣な残月にいびられまくり、薄着で口喧嘩しているうちに熱が上がってしまいその場に倒れてしまう樊瑞。残月はうんざりした顔で樊瑞を見下ろします。
樊瑞がここに着たら渡してやろうと思っていたい熱冷ましの浣腸を、部下に指示して樊瑞に使わせました。自分の手は汚さない、それが白昼クオリティ。薬は十常寺が作った効果覿面の熱冷ましなので今度起きた時には風邪などどこかに吹っ飛んでいる事でしょう。樊瑞は気を失っていて逆に幸せだったと思います。
そして残月は樊瑞を肩に抱きかかえて部屋まで連れ帰りました。部屋ではサニーがちょこんと座って待っていました。
「残月様!」
「うむ、サニー。布団をひろげてもらえるかな」
ささっと布団を開けてらい、樊瑞をそっとおろします。投げ捨てても良かったのですが、サニーの目の前でそうする訳にはいきません。
「これでいい。大声出して目眩がしただけだろうからな、よく効く薬も飲ませておいたから心配は無い。もういくぞサニー」
「はい、でも…」
「すぐによくなる。やつ…いや樊瑞はこれでも我らのリーダーなのだから」
数時間後、体調が万全になった樊瑞が何故か残月を追いかけまわしているとの目撃情報が孔明へと届けられた。
「馬鹿ばっかりだ!」

○残月編
残月のようなとても崩れそうにない人が風邪というウイルスでちょっとだけ妙になってしまうのも楽しいかなあ。自分では気が付かなくて、なんとなく体調が悪いな…と思ってる。
そして十傑集会議(ただのダベリ)中に気障ったらしくキセルを構えていると、指先が震えているではありませんか!そしてカラーンと手から落ちるキセルに皆の目が集まります。
「どうした、マスクマン」
「どこに針を差して欲しいんだ指パッチン」
ヒィッツカラルドを黙らせ、キセルを拾うとかすかに目眩が。幽鬼が話しかけます。
「白昼の、お前風邪引いてるんじゃないのか」
「…私が?風邪だと?」
しかしその症状は風邪なのではと幽鬼に言われるとなんとなくそんな気になる。流石は幽鬼。説得力があります。残月が立ち去ると、残されたメンバーはざわ…ざわ…とざわめいています。あいつが風邪か?って他の十傑集が驚くよね。たぶん眩惑あたりから性質の悪い風邪もらったに違いない。
皆、驚いてお見舞いにきてくれるよ。よかったね残月!でも苦しんでる自分の姿を見てからかったり笑ったりするような奴がいたら即座に眉間に針貫通だから気をつけないとね、特にレッドとヒィッツカラルドあたりは。
しかし風邪を引いてもマスクは脱がないのが残月です。他のメンバーは、あのマスクきっと蒸すと思うんだけど脱がないのかなあと思っていています。
○眩惑編
風邪引いて熱が出るなんて滅多に無いから逆にはしゃいじゃう。でも気持ちはそうでも身体はぐったりしているので、ナマズ髭は一層垂れております。目の下のクマが大変に濃くなっています。
そんでも療養しようと無いので、アルベルトが一言。
ア「寝ておれ馬鹿者」
セ「う、…うつさなきゃ!私だけ風邪なんてイヤだ!」
ア「(子供か…) サニーにはうつすなよ」
セ「あたりまえだ!しかしだね、十傑集ともなれば風邪なんて滅多に無いじゃないか、っていうか私は今まで見た事が無いんだよね。だから、私に風邪を引かせるような協力なウイルスなら他のメンバーにもうつるんじゃないかなって思うんだよなあアルベルト!そういう訳で私は他のメンバーの風邪を引いた姿が見てみたい!という一心なんだから邪魔をするなよアルベルト!」
誰がするか!しかし良くまぁべらべらと意外に元気だな。と心で突っ込むアルベルト。
そんで一人一人の部屋を回って無理矢理世間話としゃれ込むセルバンテス。
わざとらしくせきを顔めがけてするんだよ。イヤな奴だな!風邪か、ときかれると
「違うよ、喉の調子が悪いだけさ、気にしないでくれたまえ」
風邪のくせに!ヒゲたれてるくせに!入墨が赤から紫に変化してくるくせに!しかも他メンバーの部屋回りまくったから余計に具合悪くなってるくせに!
セルバンテスはね、唇が紫にならないかわりに入れ墨の色が変化するんだよ。
赤だと元気
青だと気分が悪く
紫だと熱で
黒だと死亡
赤から青に変わる時には綺麗なグラデーションに変化。流石にこれは不味いかもと部屋に帰ろうとすると、それをたまたま見ていたサニーがタタタッとよってきて、セルバンテスにうっとりと言うんです。
サ「おじさまの入れ墨、きれい…」
セルバンテスは嬉しくなっちゃって具合悪いのに我慢しちゃうの。
どうしよう、今ちょっと吐きそうなんだけどサニーが綺麗っていうから、動けない!どうしよう!
セ「そうかいサニーにそう言って貰えるなんて…嬉し……うっ  うん、嬉しいよ…   う」
どうしよう、一層グラデーションが深みをまして綺麗な色に。まずいよまずいよ眩惑の!
そしてご都合主義によりそこにいた残月とヒィッツカラルド。既にセルバンテスの風邪菌は二人の体内で隙をうかがっていますがまだ二人は気が付いていません。
残「一見微笑ましいが…」
ヒ「ヤヴェ眩惑の入れ墨マジキメェ!」
ヒィッツカラルドは指を指してゲラゲラ笑っています。
次第に具合の悪さが本格的になっていたセルバンテス。脂汗までかいてきた。
(どうしよう、このままじゃサニーに…!ってそれだけは嫌だ、私がイヤだ。)
サニーになんとかして具合悪い事を悟られないように離れなければ……そうだ!
一計を案じるセルバンテス。ナマズ髭の応用です。応用→地殻変動→地震という地殻変動アタック!
あんまり使いたくないんだけど仕方ないよね、うん、サニーのためだから、良いよな!
なまず髭が2.3回ヒクヒク動いたと思ったら、ぐらぐらと残月、ヒツ、そしてサニーと眩惑のいる辺りの地面が揺れはじめたではありませんか!なんてすごいんだ十傑集!
サ「あっ…地震、」
セ「サニー、大変だ!小さいとは言え地震だから、ここにいては危ない!」
サ「は、はいっ」
セ「私が部屋まで連れて行ってあげるからね!」
と、セルバンテスはサニーを抱っこするやいなや今までに無い最高速度でサニーの部屋まで送り届けます。地震をすぐさま止めて、今度は迷う事無く自分の部屋に向かいます。
自室のトイレで一回胃の中を綺麗にした後、部下に命じてお休みセットを用意させて十常寺のお薬を飲んでようやく一安心。
次の日、衝撃親子をのぞいたセルバンテスに話しかけられた十傑集全員が悪性のウイルスでダウン。
「や、奴めこれが始めから目的だったのか…っ!」
誰とは無くこのような呻きが聞こえてきたという。天下の十傑集の10人中8人も倒れるなんて!と、この日はBF団Qちゃんズの中で語り継がれる記念日になるのでした。

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