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Unknown
ドスッとベッドの上に放り投げられ、トルフィンは思わず息をのんだ。
ぎしぎしと鈍い音を立ててベッドが軋む。少し埃っぽい。
揺れる頭を抱えながら、トルフィンはキッと男を睨み付けた。
「どういうつもりだ、アシェラッド!」
掛けられる怒声に、ベッドサイドに飄々と立つ男、アシェラッドは笑って片眉を上げた。
そんな動作が妙に腹立たしく、トルフィンは眉間の皺を深くし、ざけんな、と悪態をつく。
相手をしてやる、見返りを求めた自分にそう彼は言ったが。なぜこんなことを。
「おじさんもう年だからねェ」
そんな考えを読みとったように、アシェラッドは笑った。
だから毎回決闘じゃ身がもたないだろ、たまには変わったのもいいじゃねーか。
口でそう言いながら、じりじりとその距離を縮めていく。またギシッとベッドのスプリングが鳴った。
「近寄んじゃねーよ!」
「キーキーわめくなよ。女じぇねーだろうが」
間近で見下ろされて警戒を強めたトルフィンが更に睨みをきかすが、
そんなものはアシェラッドにとってなんの効果もあるはずはなかった。
身体を後ろに引こうとした時には、すでに手首は拘束されていた。
「アシェラッド!!」
捕まれた手首が痛い。組み伏せられ、互いの布の擦れる音が部屋に響き渡る。
「やめろ・・・・っ!!」
咎める様な口調のトルフィンをそのまま引っ張り、アシェラッドは強引に唇を合わせる。
侵入を拒むかのように堅く閉じられた口に、チっと舌打ちしたアシェラッドはトルフィンの鳩尾に
軽く一発入れた。ウッと呻き開いたその隙間にするりと舌を滑り込ませる。
その途端、トルフィンの目が見開かれ全身で抵抗されるが、アシェラッドにとってはそれは
取るに足らない程度だった。
「ッ・・・ふ・・・っ!」
激しく口腔を貪られる。舌を絡められたと思うと吸われ、痺れるほど荒く犯される。
息苦しくなって、トルフィンの両の指が縋り付くように相手の服の背に皺をつくっていく。
そんな様子に、ある種の興奮を覚えたアシェラッドは、そのまま空いた方の手を滑らせ、
細いその腰のあたりをぐっと掴んだ。
すると、あっ、とくぐもった声を出して、トルフィンは小さく身体を震わせた。
(ほーう)
生意気言ってる割に可愛いとこもあるもんだ。
思ったよりも具合が良さそうな身体に口の端が上がる。腰から内股へと更に進んで、
明確な意図を持ってゆっくりと撫で下ろしていく。
「・・・って、・・・やめろ・・・」
「そんな風に嫌がんねーでもいいじゃねーのォ、お前。気持ちいいだろ」
「アッ!」
辿り着いた先、まだ未熟な性器を布地の上からキュっと握ってやる。
トルフィンが息を呑む。
アシェラッドは薄い唇でニヤッと笑った。
とっさに足を閉じ、逃れようとトルフィンは身を捩ったが、それよりも一瞬早く、アシェラッドの
身体が両脚の間に割り込み、力任せに足を開かせる。
「・・・っ・・・・なっ!!」
同時に、トルフィンの髪をぐいっと後方へ強く引っ張った。
痛みにトルフィンが仰け反り、呻く。
「今夜は楽しめそうだぜ。なぁ」
歌うようなアシェラッドの声に。
殺してやる、とトルフィンの絞り出すように綴った声は低く掠れ、怒りと痛みとを透かしていた。
Unknown
ドスッとベッドの上に放り投げられ、トルフィンは思わず息をのんだ。
ぎしぎしと鈍い音を立ててベッドが軋む。少し埃っぽい。
揺れる頭を抱えながら、トルフィンはキッと男を睨み付けた。
「どういうつもりだ、アシェラッド!」
掛けられる怒声に、ベッドサイドに飄々と立つ男、アシェラッドは笑って片眉を上げた。
そんな動作が妙に腹立たしく、トルフィンは眉間の皺を深くし、ざけんな、と悪態をつく。
相手をしてやる、見返りを求めた自分にそう彼は言ったが。なぜこんなことを。
「おじさんもう年だからねェ」
そんな考えを読みとったように、アシェラッドは笑った。
だから毎回決闘じゃ身がもたないだろ、たまには変わったのもいいじゃねーか。
口でそう言いながら、じりじりとその距離を縮めていく。またギシッとベッドのスプリングが鳴った。
「近寄んじゃねーよ!」
「キーキーわめくなよ。女じぇねーだろうが」
間近で見下ろされて警戒を強めたトルフィンが更に睨みをきかすが、
そんなものはアシェラッドにとってなんの効果もあるはずはなかった。
身体を後ろに引こうとした時には、すでに手首は拘束されていた。
「アシェラッド!!」
捕まれた手首が痛い。組み伏せられ、互いの布の擦れる音が部屋に響き渡る。
「やめろ・・・・っ!!」
咎める様な口調のトルフィンをそのまま引っ張り、アシェラッドは強引に唇を合わせる。
侵入を拒むかのように堅く閉じられた口に、チっと舌打ちしたアシェラッドはトルフィンの鳩尾に
軽く一発入れた。ウッと呻き開いたその隙間にするりと舌を滑り込ませる。
その途端、トルフィンの目が見開かれ全身で抵抗されるが、アシェラッドにとってはそれは
取るに足らない程度だった。
「ッ・・・ふ・・・っ!」
激しく口腔を貪られる。舌を絡められたと思うと吸われ、痺れるほど荒く犯される。
息苦しくなって、トルフィンの両の指が縋り付くように相手の服の背に皺をつくっていく。
そんな様子に、ある種の興奮を覚えたアシェラッドは、そのまま空いた方の手を滑らせ、
細いその腰のあたりをぐっと掴んだ。
すると、あっ、とくぐもった声を出して、トルフィンは小さく身体を震わせた。
(ほーう)
生意気言ってる割に可愛いとこもあるもんだ。
思ったよりも具合が良さそうな身体に口の端が上がる。腰から内股へと更に進んで、
明確な意図を持ってゆっくりと撫で下ろしていく。
「・・・って、・・・やめろ・・・」
「そんな風に嫌がんねーでもいいじゃねーのォ、お前。気持ちいいだろ」
「アッ!」
辿り着いた先、まだ未熟な性器を布地の上からキュっと握ってやる。
トルフィンが息を呑む。
アシェラッドは薄い唇でニヤッと笑った。
とっさに足を閉じ、逃れようとトルフィンは身を捩ったが、それよりも一瞬早く、アシェラッドの
身体が両脚の間に割り込み、力任せに足を開かせる。
「・・・っ・・・・なっ!!」
同時に、トルフィンの髪をぐいっと後方へ強く引っ張った。
痛みにトルフィンが仰け反り、呻く。
「今夜は楽しめそうだぜ。なぁ」
歌うようなアシェラッドの声に。
殺してやる、とトルフィンの絞り出すように綴った声は低く掠れ、怒りと痛みとを透かしていた。
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