カルボは高ぶっていた。
昨夜まどろんでいた目に、二度と合間見えられないと思っていた相手を捉えたから。
あの時は、自分は酔っていた、祭りの熱気と酒が見せた幻かと思っていた。
あの女に敗れてから、幾度も繰り返し見る夢。
自分を組み伏せ見下げるバルサ、しかし冷たい目を残し、ふいと去っていってしまう。
何故だ!何故斬らない!殺さない!何故だ!何故、なぜ!
それは負けたことよりも、武人の誇りをズタズタに切り裂いた。
(俺は、斬るにも値しない男なのか。)
現実には見下すバルサの冷たい瞳も、バルサが去る姿を見たわけでも見たわけでもない。
その時、自分はこめかみの後ろを打たれて、意識を無くしていた。
しかし、夢の中ではその情景が現実のように展開する。
カルボは己を無視した女に怒り狂い、悠然と立ち去ろうとするバルサを後ろから襲う
バルサの妙技によってぼろぼろに刃こぼれをしたヨゴ刀を捨て、槍に持ち替えて戦う。
男の力に押されて、よろめくバルサを切り伏せる!
虫の息のバルサに、今度は自分が悠然と覆いかぶさり
女の服を引き裂く。
くくく・・・俺を見くびるからだ・・・。
弱々しく抵抗する女の手首の腱を切り、抵抗力を奪う・・・大量の血の花。
その結末は速やかな失血死だ。
(おまえが死ぬ前に屈辱を与えてやろう!)
槍の穂先で帯を切り裂き、女陰を露わにする、
(俺が受けた屈辱を知るが良い!)
女の血を愛液代わりに己に塗り、バルサを己の肉刀で一気に貫く。
女の顔がゆがみ、その目はカルボを憎悪で睨む。
(いいぞ!その目だ!俺を!俺だけを見ろ!)
陵辱の中、睨みながら犯されているバルサの瞳は、徐々に光を失う。
しかしそれにもかまわず、猛り狂い、突き続ける。
男は、女を犯し足りないのだ。
男根で、刀で、槍で。
(くくくくく、ははははは!!!俺を見くびったからだ!見くびったからだ!)
そして女の左の乳房を串刺す、最後の命の残り火を奪われ、女はビクリと身じろぐ。
(おおお!さあ!冥土の土産だ!)
・・・それを合図に、どろどろとした情念が篭った精がほとばしる。
徐々に冷たくなる女を、飽くことなく犯し続ける・・・。
これまで幾度も見た夢、その夢のかけらがまどろんだ目の中に映し出されたのかと思った。
しかし土俵の上、昨夜の夢の痕に触れて確信した。
女人禁制のはずのそこには、本来ありえないはずの小さな女の足跡がある。
間違いない、バルサだ。
ついに見つけたぞ・・・!!!
「うおおおおおおお!!!!!!」
今度こそ逃さない、俺の屈辱を、返してやろう・・・。たっぷりな。
了
昨夜まどろんでいた目に、二度と合間見えられないと思っていた相手を捉えたから。
あの時は、自分は酔っていた、祭りの熱気と酒が見せた幻かと思っていた。
あの女に敗れてから、幾度も繰り返し見る夢。
自分を組み伏せ見下げるバルサ、しかし冷たい目を残し、ふいと去っていってしまう。
何故だ!何故斬らない!殺さない!何故だ!何故、なぜ!
それは負けたことよりも、武人の誇りをズタズタに切り裂いた。
(俺は、斬るにも値しない男なのか。)
現実には見下すバルサの冷たい瞳も、バルサが去る姿を見たわけでも見たわけでもない。
その時、自分はこめかみの後ろを打たれて、意識を無くしていた。
しかし、夢の中ではその情景が現実のように展開する。
カルボは己を無視した女に怒り狂い、悠然と立ち去ろうとするバルサを後ろから襲う
バルサの妙技によってぼろぼろに刃こぼれをしたヨゴ刀を捨て、槍に持ち替えて戦う。
男の力に押されて、よろめくバルサを切り伏せる!
虫の息のバルサに、今度は自分が悠然と覆いかぶさり
女の服を引き裂く。
くくく・・・俺を見くびるからだ・・・。
弱々しく抵抗する女の手首の腱を切り、抵抗力を奪う・・・大量の血の花。
その結末は速やかな失血死だ。
(おまえが死ぬ前に屈辱を与えてやろう!)
槍の穂先で帯を切り裂き、女陰を露わにする、
(俺が受けた屈辱を知るが良い!)
女の血を愛液代わりに己に塗り、バルサを己の肉刀で一気に貫く。
女の顔がゆがみ、その目はカルボを憎悪で睨む。
(いいぞ!その目だ!俺を!俺だけを見ろ!)
陵辱の中、睨みながら犯されているバルサの瞳は、徐々に光を失う。
しかしそれにもかまわず、猛り狂い、突き続ける。
男は、女を犯し足りないのだ。
男根で、刀で、槍で。
(くくくくく、ははははは!!!俺を見くびったからだ!見くびったからだ!)
そして女の左の乳房を串刺す、最後の命の残り火を奪われ、女はビクリと身じろぐ。
(おおお!さあ!冥土の土産だ!)
・・・それを合図に、どろどろとした情念が篭った精がほとばしる。
徐々に冷たくなる女を、飽くことなく犯し続ける・・・。
これまで幾度も見た夢、その夢のかけらがまどろんだ目の中に映し出されたのかと思った。
しかし土俵の上、昨夜の夢の痕に触れて確信した。
女人禁制のはずのそこには、本来ありえないはずの小さな女の足跡がある。
間違いない、バルサだ。
ついに見つけたぞ・・・!!!
「うおおおおおおお!!!!!!」
今度こそ逃さない、俺の屈辱を、返してやろう・・・。たっぷりな。
了
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