水車小屋の戸を開けると、バルサは背負ってきたチャグムを床に下ろした。
「誰だいチャグムに酒なんて飲ませたのは…ほら、水飲みな、チャグム」
祭りの日だった。調子にのった村人に、しこたま酒を飲まされてしまったらしい。
「うう~ん母上、ははうええぇ…」
チャグムにいきなり抱きつかれ、バルサは床に倒れこんでしまった。
取り落とした湯飲みから水が飛び散った。
「ちょ、ちょっと…ああっ」
チャグムはバルサの着物の胸をはだけ、両乳房を掴み出した。
「チャグム、おやめ、おやめってば!」
「母上、離れ離れは、いやじゃ…」
「チャグム…」
チャグムの閉じた眦から涙が流れるのを見たバルサは、
彼を押しのけようとする手の力を思わず緩めた。
チャグムはまるで乳飲み子のようにバルサの乳首に吸い付いていった。
左の乳首を吸い立て、右の乳房をせわしなく揉みしだく。
「んっ…あ…ん…」
くすぐったいような、熱いような変な感じがした。
子宮がぎゅっと収縮すると同時に
秘部からあたたかいものが溢れるのを感じてバルサはとまどった。
「どうしよう…」
自分の胸を無心に吸い続けるチャグムの、まだ幼さの残る頭をそっと掌で包んでみる。
守ってあげたい、愛しく、儚い命。
「赤ん坊ってのは、こんな感じかねぇ…」
チャグムのするがままに任せ、彼を抱いたままバルサはやがて眠りに落ちた。
「バルサ、好きなんだ…好き…」
そのチャグムのつぶやきには、気付くことなく。
おしまい
224です。続きを書いてみましたが、
私はどうも肝心なところがあんまりエロく書けません。
神々の降臨を待っています。ヨロシク。
「チャグムのやつ、心配で眠れないんじゃないか? いや、もしかして、ま
だあちこち探し回っているかもしれない」
タンダは、チャグムが母から授かった耳飾りを手にしていた。
祭りも終わり、露天商達が引き上げたその後に、落ちていたのだ。
「それにしても、一体なんだってこんな大切なもの落としたりしたんだ」
チャグムが酔って倒れた時に、紐が何かに引っかかって外れたのだが、その
いきさつをタンダは知らない。
もう、夜も大分更けていたが、とにかく届けてやらねばと、タンダは水車小
屋への道を急いだ。
「バルサ、チャグムの……」
勢いよく戸を引き開けたタンダは、息を呑んだ。
そこには、豊満な乳房も露わに、チャグムを抱いて眠っているバルサがいた。
チャグムは片手でバルサの乳房を握ったまま、頬をもう片方の乳房にのせて
赤い顔をして眠っていた。まだ酔いが完全には醒めていないのだ。
チャグムに吸われ続けていたバルサの乳首は、少し腫れて艶のある緋色に染
まり、明らかにそうした行為の後と判る、淫靡な雰囲気を纏っていた。
「バルサ……!」
タンダはしょってきた荷物を投げ捨て、二人に駆け寄った。
「んん…?タンダかい…? 何をそんなに…あ!」
目を覚ましたバルサは、自分の置かれている状態がとんでもないものだとすぐに悟った。
チャグムが寝付いたら、そっと寝床に運んで今夜の事はなかったことにしよ
うと思っていたのに、チャグムに胸を吸われているうちに、今まで味わった
ことのない安堵感を感じ、自分が先に眠ってしまったのだ。タンダが入って
来たのにも気付かないなんて、どうかしてる。
「どういうことなんだ…!」
タンダはバルサ着物の裾を捲り上げ、服を引き剥がして下半身を露わにさせた。
「俺と暮らしたくないってのは、こういう理由だったのか!」
「ち、ちが、これは…」
タンダはバルサの両足首を掴んで高く持ち上げ、自らの怒張でバルサの秘部を貫いた。
バルサのそこは、チャグムの乳首への刺激で着物にまで染みとおるほど濡れ
そぼっており、タンダのモノはすんなりとバルサの中に飲み込まれていった。
「こんなに濡らして、おまえ、おまえってヤツは…!」
「ああっ…!…んん…」
チャグムが腹の上から半分ずり落ちた。バルサは片手でチャグムを支え、
もう片方の手で自分の体が揺れないように必死で堪えた。これではタンダの
激しく突き上げる腰の動きをもろに性器に受けてしまうことになる。が、
バルサはチャグムを起こしたくなかった。自分達のこんな姿を見せるわけには…。
「ンッ、ンッ、んん~~!!」
バルサは唇を噛んで声が出そうになるのを耐えた。
凄まじい快感だった。今までタンダと体を重ねたことは、何回かあった。
しかし、いつも彼は優しく、癒すように抱いてくれた。こんな風に激しく、
犯されるようにされたのは初めてだった。
「バルサ、いいって、気持ちいいって、言えよ、俺の方が、いいって!」
違うんだと、チャグムに乳房を与えていたのは母性からだとタンダに説明したかった。
しかし、口を開けば嬌声しか出て来はしない。
まるで拷問のようだった。
「あ…はあ…あ…あ…」
責め続けられ、バルサは頭がぼうっとして、何も考えられなくなってきた。
チャグムと自分を支える手の力も、だんだんと弱くなっていった。
「言えないのかよ、バルサぁ!」
激しく突き上げられ、とうとうチャグムの頭がバルサの胸からずり落ちた。
「うう~ん…バル…サ…」
チャグムが微かに目を開け、そして目の前のバルサの乳房を掴み、乳首を再び、口に含んだ。
「!!」
その瞬間、バルサは絶頂に達した。脳髄を、全身を、電流のように快感が駆け抜け、
膣が収縮してタンダの男根を強く締め付けた。
「うっ…!!」
タンダはバルサの胎内に精を放った。
バルサの子宮はビクビクと痙攣しながらタンダの精子を奥へ奥へと吸い上げてゆく。
「孕めよバルサ…俺の子を、孕んでくれ…」
タンダの目から、涙がポタポタとバルサの腹に幾粒も落ちた。
「馬鹿…」
ぼんやりと瞳を開き、荒い呼吸の中でバルサはそう一言だけ言うと、
酔いつぶれているチャグムが再び眠ってしまったのを見、
ふうっと息を吐いてそのまま瞳を閉じた。
終わり
「誰だいチャグムに酒なんて飲ませたのは…ほら、水飲みな、チャグム」
祭りの日だった。調子にのった村人に、しこたま酒を飲まされてしまったらしい。
「うう~ん母上、ははうええぇ…」
チャグムにいきなり抱きつかれ、バルサは床に倒れこんでしまった。
取り落とした湯飲みから水が飛び散った。
「ちょ、ちょっと…ああっ」
チャグムはバルサの着物の胸をはだけ、両乳房を掴み出した。
「チャグム、おやめ、おやめってば!」
「母上、離れ離れは、いやじゃ…」
「チャグム…」
チャグムの閉じた眦から涙が流れるのを見たバルサは、
彼を押しのけようとする手の力を思わず緩めた。
チャグムはまるで乳飲み子のようにバルサの乳首に吸い付いていった。
左の乳首を吸い立て、右の乳房をせわしなく揉みしだく。
「んっ…あ…ん…」
くすぐったいような、熱いような変な感じがした。
子宮がぎゅっと収縮すると同時に
秘部からあたたかいものが溢れるのを感じてバルサはとまどった。
「どうしよう…」
自分の胸を無心に吸い続けるチャグムの、まだ幼さの残る頭をそっと掌で包んでみる。
守ってあげたい、愛しく、儚い命。
「赤ん坊ってのは、こんな感じかねぇ…」
チャグムのするがままに任せ、彼を抱いたままバルサはやがて眠りに落ちた。
「バルサ、好きなんだ…好き…」
そのチャグムのつぶやきには、気付くことなく。
おしまい
224です。続きを書いてみましたが、
私はどうも肝心なところがあんまりエロく書けません。
神々の降臨を待っています。ヨロシク。
「チャグムのやつ、心配で眠れないんじゃないか? いや、もしかして、ま
だあちこち探し回っているかもしれない」
タンダは、チャグムが母から授かった耳飾りを手にしていた。
祭りも終わり、露天商達が引き上げたその後に、落ちていたのだ。
「それにしても、一体なんだってこんな大切なもの落としたりしたんだ」
チャグムが酔って倒れた時に、紐が何かに引っかかって外れたのだが、その
いきさつをタンダは知らない。
もう、夜も大分更けていたが、とにかく届けてやらねばと、タンダは水車小
屋への道を急いだ。
「バルサ、チャグムの……」
勢いよく戸を引き開けたタンダは、息を呑んだ。
そこには、豊満な乳房も露わに、チャグムを抱いて眠っているバルサがいた。
チャグムは片手でバルサの乳房を握ったまま、頬をもう片方の乳房にのせて
赤い顔をして眠っていた。まだ酔いが完全には醒めていないのだ。
チャグムに吸われ続けていたバルサの乳首は、少し腫れて艶のある緋色に染
まり、明らかにそうした行為の後と判る、淫靡な雰囲気を纏っていた。
「バルサ……!」
タンダはしょってきた荷物を投げ捨て、二人に駆け寄った。
「んん…?タンダかい…? 何をそんなに…あ!」
目を覚ましたバルサは、自分の置かれている状態がとんでもないものだとすぐに悟った。
チャグムが寝付いたら、そっと寝床に運んで今夜の事はなかったことにしよ
うと思っていたのに、チャグムに胸を吸われているうちに、今まで味わった
ことのない安堵感を感じ、自分が先に眠ってしまったのだ。タンダが入って
来たのにも気付かないなんて、どうかしてる。
「どういうことなんだ…!」
タンダはバルサ着物の裾を捲り上げ、服を引き剥がして下半身を露わにさせた。
「俺と暮らしたくないってのは、こういう理由だったのか!」
「ち、ちが、これは…」
タンダはバルサの両足首を掴んで高く持ち上げ、自らの怒張でバルサの秘部を貫いた。
バルサのそこは、チャグムの乳首への刺激で着物にまで染みとおるほど濡れ
そぼっており、タンダのモノはすんなりとバルサの中に飲み込まれていった。
「こんなに濡らして、おまえ、おまえってヤツは…!」
「ああっ…!…んん…」
チャグムが腹の上から半分ずり落ちた。バルサは片手でチャグムを支え、
もう片方の手で自分の体が揺れないように必死で堪えた。これではタンダの
激しく突き上げる腰の動きをもろに性器に受けてしまうことになる。が、
バルサはチャグムを起こしたくなかった。自分達のこんな姿を見せるわけには…。
「ンッ、ンッ、んん~~!!」
バルサは唇を噛んで声が出そうになるのを耐えた。
凄まじい快感だった。今までタンダと体を重ねたことは、何回かあった。
しかし、いつも彼は優しく、癒すように抱いてくれた。こんな風に激しく、
犯されるようにされたのは初めてだった。
「バルサ、いいって、気持ちいいって、言えよ、俺の方が、いいって!」
違うんだと、チャグムに乳房を与えていたのは母性からだとタンダに説明したかった。
しかし、口を開けば嬌声しか出て来はしない。
まるで拷問のようだった。
「あ…はあ…あ…あ…」
責め続けられ、バルサは頭がぼうっとして、何も考えられなくなってきた。
チャグムと自分を支える手の力も、だんだんと弱くなっていった。
「言えないのかよ、バルサぁ!」
激しく突き上げられ、とうとうチャグムの頭がバルサの胸からずり落ちた。
「うう~ん…バル…サ…」
チャグムが微かに目を開け、そして目の前のバルサの乳房を掴み、乳首を再び、口に含んだ。
「!!」
その瞬間、バルサは絶頂に達した。脳髄を、全身を、電流のように快感が駆け抜け、
膣が収縮してタンダの男根を強く締め付けた。
「うっ…!!」
タンダはバルサの胎内に精を放った。
バルサの子宮はビクビクと痙攣しながらタンダの精子を奥へ奥へと吸い上げてゆく。
「孕めよバルサ…俺の子を、孕んでくれ…」
タンダの目から、涙がポタポタとバルサの腹に幾粒も落ちた。
「馬鹿…」
ぼんやりと瞳を開き、荒い呼吸の中でバルサはそう一言だけ言うと、
酔いつぶれているチャグムが再び眠ってしまったのを見、
ふうっと息を吐いてそのまま瞳を閉じた。
終わり
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