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メイシップの機上で、二人は対峙していた。
雲海から覗く満月に照らされる機上。
イノとメイ。今まさに終わらない夜に、猛り狂う衝動のままに舞い踊ろうとする二人。

「ジョニー・・・頑張るからね!」
「もう我慢できないの」

二人が視線を合わせた瞬間、動く!
メイが自慢の怪力でイカリを振り回してイノの体にそれを叩きつけようとする。
当たった!そう思った瞬間には、イノの体はそこには無い。僅かに早くバックステップでそれを避けている。

「ふふ、動かないでね」

宙に浮いたその姿勢から、イノがメイに鋭い突撃をする。

「効かないよ!」

とっさにそれをイカリで防ぐメイ。だが、着地と同時に放たれた足払いによって姿勢が崩されてしまう。

「きゃっ!」

すかさずそこにイノの猛攻が始まる。
どこからともなく現れたアンプが、メイの体にとてつもない衝撃を叩き込み、今度はメイの体が宙に舞う。
パンチ、キック、ギターでの殴打。そして、

「もう、たまらない!」

ひときわかき鳴らされたギターの衝撃がメイを地に落とす。

「わわわわわ!」

急いで起き上がり、体勢を立て直そうとする。

「イルカさん!」

イルカでイノを牽制しようとするが、

「プレゼント」

イノがキターをかき鳴らすとイルカが消えてしまう。

「嘘っ!」

がら空きになったメイの体にイノが走りながら下段から上段へとさするようにする。

「コッチがお留守よ」

たださすっただけのように見えたそれが、赤いオーラを纏ってメイを襲い、ついにメイの意識が途切れる。

「ごめんね、ジョニー・・・」

溢れるような赤いオーラが、まるで戦いの終わりだとでもいうようにメイのイカリを砕く。





と、メイが目を覚ますと、変な浮遊感がり、目の前にはイノがいた。

「・・・・な、何?」

まだ朦朧とする意識で状況を確認してみる。どうやら、何かで体を壁に止められているようだった。
それは、見覚えのある色をした杭。いや、砕けたメイのイカリの欠片。
それでメイは、まるで昆虫採集の虫のように、壁に止められていた。

「ふふふ、好きな人のために戦うなんて、おませさんね」

イノが満面の、それでいて不吉な笑みを零す。

「何をするの・・・」

メイが怯えながら尋ねる。
さっきの戦いの傷のせいで、まだ体は動きそうにない。

「ちょっと、手ほどきをしてあげようと思って」

イノが、一本の欠片を手に取ってメイの頬にペタペタと当てる。
それは偶然か、丸みをおびた棒の形になっていた。

「男の人とのお勉強、よ」

メイの唇にそれを当てるイノ。

「んっ!んん~~~!!」

口を塞いで必死にそれを拒むメイ。

「ダメじゃない、ちゃんとお勉強しましょ」

メイの鼻をつまむイノ。呼吸のできなくなったメイが口を開けると、そこにすかさず棒を入れるイノ。

「それを好きな人だと思って、ご奉仕するの。んふふ・・・」

「ふぁんなふぉとふぇきな・・・うんっ!」
(そんな事できない・・・)

メイが何もしないでいると、イノは自分から棒を動かしてメイの口の中を蹂躙する。

「い~いい?こうやって奥まで入れられたら、根元から舌で舐めてあげるの、それでね・・・」

執拗に口の中を棒でかき回すイノ。メイは吐き気を模様して、体をぴくりぴくりとさせるけれど、その度にイノが壁にメイの体を押し付ける。

「ぷっはあ・・ああ」

ようやく棒を口から抜かれてみると、メイはすっかり憔悴しきっていた。嘔吐感が襲っても、何もできないで押さえつけられたせいで、逆流する胃液で気分が最悪に。口を蹂躙されるという初めての行為による精神的な疲労。メイはぐったりと壁に磔られたままの姿勢で抵抗をやめてしまう。

「もう・・・嫌だよぉ・・・」

「まだまだ、お勉強はこれからなのよ」

イノは楽しげに笑って、メイの股間に手を入れる。
まだ毛も生えていない、誰にも触れさせていないそこに手を触れられたという事で、メイは顔を赤面させつつかすかな抵抗をする。

「やめて・・・やめてよぉ・・・」

メイが太ももに力を入れて、閉じようとする。でも、大きく開かれた状態で磔られた足は閉じる事もできない。
イノに秘所をいじられるメイ。メイのクリトリスをつまんだり、線のような秘所をなぞる。

「うふふ・・・そろそろいいかしら」

イノが、棒をメイの秘所に添える。
そこは、苦痛と屈辱からか快感の並は表れず、まるで濡れていなかった。
そして、メイの耳元で囁く。

「天国見せてあげる」

イノが、棒を一気に秘所に挿入する。

ずぶっ!ずぶう!

「いやああっ!ああっ!ああああっ!」

メイが、それまでのかすれた声からは考えられないほど叫んで目をいっぱいに見開く。
口が、何かを言おうとパクパクと開いたり閉まったりする。しかし、そこから出るのは言葉ではなく息だけ。
どうにもできない陵辱に、メイは苦痛を叫ぶ事すらできない。
濡れていないメイの秘所からは、皮膜と棒がこすれる事で擦り切れる傷から溢れた血が滴る。
壁の下には、真っ赤な点が生まれる。

「気持ちいい?」

イノが、メイの苦痛など知った事でもないという風に棒を動かす。
円を描くような横運動。押し込むようなピストン運動。
動けないメイを相手に、メイを壊すかというくらいに激しく棒を動かすイノ。

「好きな男に抱かれる練習ができてよかったな!色餓鬼が!たっぷり勉強して、すぐに使ってもらえるくらいになるといいぜ」
イノが耳元で囁く。

「ジョニーに・・・ジョニーにこんな酷い事・・・されたくなんて・・・きゃうっ!」

「好きな男に抱かれるために戦ってたクセに、何をいってんだ?」

イノがさらに激しく棒を動かす。
メイの子宮の奥深くまで、叩きつけるように棒を突っ込む。

「ち・・・違う・・・そんな・・・あうっ!くあっ!」

「ま、そんなのどうでもいいんだけどな。とりあえず、楽しめればよ」

「そんな・・ひっ!・・・ひああっ!・・・酷い・・・」

と、メイがガクリと首をうなだれてしまう。
あまりにも激しい打ち付けるような陵辱に、失神してしまったようだった。
イノは、そのまま棒をメイの膣内に突っ込むと、つまらなそうに鼻を鳴らす。

「つまんねぇな・・・」

イノは、仕方が無いという風にあたりを見回して、シップの内部に入って行く。
そして、戦いの邪魔しないように、としていた他のクルー達で遊んでいった。
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